本格的な夏を迎えたナチュラル・ガーデンズMOEGI。庭内を歩くと、花壇ではなく、ふと森の中の草原に迷い込んだような風景に出くわしたりします。

ヒヨドリバナのいるウッドランド・ガーデンでは、アサギマダラがお食事中。山野草などの花が咲き始め、虫さん達の活動も活発になって来ました。

ホテル・ハットウォールデン前には、フジアザミが開花中。日本のアザミの中で最大級の花をつけるこのアザミは、みつばちさん達に大人気です。

ここから、ホテル前のメドウ・ガーデンへ入ってみましょう。

岩場にはタイムの仲間、イブキジャコウソウの紫の花が広がっています。手で触れると、爽やかな芳香に包まれます。

他にもキリンソウやオカトラノオ。それぞれ、花の色にお似合いの羽を纏った蝶々さんが、お食事中でした。

まるで、どこかの山頂にある草原に来たかのような風景です。

最後に、川辺のガーデンであったおめでたいニュースをご紹介。10日前の朝にオニヤンマが羽化しました。川辺のガーデンが出来たのは4年前なので、ヤゴで過ごす期間(3-4年)を考えると、もしかすると、このお庭で育った第一期生かも知れませんね。

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インフォメーション庭tekutekuでは、イブキジャコウソウなどの山野草の自生地を観察するツアーや、虫除け効果があるとされるオニヤンマの模型づくりワークショップを企画して、皆さまのお越しをお待ちしています。
お庭散策の折に、ぜひお店にもお立ち寄り下さい。
(写真・文: あべれいこ)